8月9日と10日の2日間、秋田県男鹿市で開催された「猩猩宴 in 男鹿」は、全国からクラフトサケの造り手と愛好家が集い、地域全体を巻き込んだ熱気に包まれました。今年で4回目となるこのイベントは、単なる試飲会や酒まつりではなく、地域の文化や人々の営みと深く結びついた“新しい日本酒文化”の発信の場として注目を集めています。
クラフトサケは今、これまでの日本酒文化とは一線を画す存在感を放っています。伝統を踏まえつつ、自由な発想で新しい製法や味わいに挑むその姿勢は、地域資源や食文化との融合を促し、観光や交流人口の増加にもつながります。「猩猩宴 in 男鹿」もまた、単なる酒イベントではなく、地域を元気にし、人と人をつなぐハブとして機能していました。
クラフトサケの盛り上がりは、単なるブームではなく、日本酒文化の新しい地平を切り開く動きです。そしてそれは、地方に眠る資源や文化を再び輝かせ、地域を元気にする力を秘めています。「猩猩宴 in 男鹿」は、その象徴的な舞台でありました。今後も日本各地でこうした動きが広がり、サケの力によって、地域が活性化していくことがイメージできるイベントでした。
2025年7月24日から27日にかけて、タイ・バンコクでアジア屈指の酒類展示会「Pub Bar Asia 2025」が開催されました。本イベントはアジア全域のバイヤーや飲食業関係者が集う大規模な場として知られ、今年も例年以上の来場者数を記録しました。その中で特に存在感を放っていたのが、日本酒の展示ブースでした。 今回は小西酒造など、全国から15の酒蔵・関連団体が参加し、純米酒からスパークリングタイプ、さらには低アルコール商品まで、多くの日本酒が並びました。来場者の約7割が飲食業界関係者とされる中で、日本酒への関心は非常に高く、「食中酒としての可能性が広がっている」といった声が複数のバイヤーから聞かれています。 中でも現地メディアが注目したのがスパークリング日本酒です。爽やかな口当たりと美しいボトルデザインが好評を博し、「現地の若年層や女性層にも訴求できる」と高く評価されました。